ギガスクール構想とデジタルイラスト教室について

ギガスクール構想で一人1台のインターネットに接続できる端末が支給されているのですが、メディバンペイントやクリップスタジオ、Adobe Frescoなどのお絵かきアプリ+スタイラスペンが使える仕様のiPadもChromebookであれば、小中学生のイラスト教室でかなり高度なことを教えられると思っています。純正のアプリはまだ絵を描くには機能が貧弱なんですよね。

ただ、お絵かきアプリも結構メモリやGPUなどを消費するのでそれなりの仕様は必要になってくるかもです。お絵かき機能の充実が待たれます。

こういうことが一体何の役に立つのかと思われそうですが、意外に応用範囲は広いのです。グラフィックやイラストが描けると発表にそれらを使うことができます。チラシやポスター、SNS、プレゼンの資料をわかりやすくしたり、連続した絵を描いて音をつければアニメーションにもなります。デジタルを使って表現の幅を広げるだけでコミュニケーションが劇的に改善するのです。4コマ漫画も覚えればプレゼンもかなり進化することでしょう。

漫画イラストの教室については、色々と成果を上げてきていますので、必要に感じたらぜひ弊社までご相談ください。

4コマ漫画をマスターするメリット

漫画は、紙と鉛筆があればすぐにはじめられることですが、先生があまりいないので描ける人は少ないように思います。

一方で現代は、動画やパワーポイントをつかったプレゼンなど、「形の決まった枠に映像を並べてストーリー化して伝える」ことが爆発的に増えました。4コマ漫画にはその基礎となる要素がたくさん含まれています。

また、4コマで一つのシークエンスを作るという考え方はストーリー構成を整理し、リズム感を持ってわかりやすく伝えるスキルになっていきます。

かつて私達は俳句など決まった文字数制限の中で世界観やストーリー、思想などを表現してきました。4コマ漫画はそこに映像が加わった表現技術だと思います。更に動きや音を加えるとアニメになりますし、漫画の内容を実際に人が演じれば演劇になります。そういった総合芸術的な表現の入り口にも立てる。

映像と文字を駆使して表現すると、共通のイメージを多くの人と共有しやすくなります。4コマ漫画を習得する最大のメリットはそこにあると思います。