第1回ラッコ塾「水彩色鉛筆でクリームソーダを描いてみよう」

令和5年7月9日に第一回ラッコ塾「水彩色鉛筆でクリームソーダを描いてみよう」を開催しました。悪天候にも関わらず来てくださった方がいてとてもありがたかったです。

水彩色鉛筆は携帯性に優れ、色鉛筆と水彩絵の具の特徴を活かして絵を描くことができます。写真は12色のセットで描いたものです。基礎的な使い方を習ってからチャレンジしてもらいました。行きたかったけれど、都合が合わなくてというお問い合わせを多くいただきました。時間帯や曜日を調整していろいろな方に体験していただければと思います。また開催します。興味のある方はぜひお問い合わせください。

 

ラッコ塾始めます。まずは水彩色鉛筆。

本日7月7日は株式会社ラ・コミック創立17周年を迎えました。長年支えていただき、本当にありがとうございます。

これを機になにか新しいことを始めようと思い漫画やイラストを教えるラッコ塾を始めることにしました。まだ有料の教室は準備中なので無料の教室体験から始めます。どんな講座が登場するかはこれからのお楽しみですが、まずは人気の「水彩色鉛筆」から。10色でもここまで描けます。開催日が7月9日(日)と近すぎますが、時間のご都合がつきましたらぜひ。少しずつ体制を整えて、より本格的な講座が受けられるようにしていこうと思っています。今回はクリームソーダを描きますが、ボタニカルアートなんかもやってみたいと思っています。

デジタル画材を試すコツ

デジタルイラストは上に色をおいた場合下の色が隠れるというのが最初の印象ではないでしょうか。これは不透明の水彩や油彩チックな色の乗り方で、鉛筆ツールの描き味もオイルパステルで描いている感じに近いです。
その場合、まずは背景→地色→暗部→ハイライトの順で重ねるとやりやすいかもしれません。新しい画材に触れるときって、これはどんな性質があるのって研究するのですが、デジタルは色々試せるので、まずはアナログなアプローチで行うというのは割と良いやり方だと思います。

単品のイラストも描いています

漫画だけでなく単品のイラストも多く描いています。ビルなどの建築物、人物、電化製品、食品、自然物など多くのモチーフに対応しています。フォトショップの他、イラストレーター(Adobe Illustrator)形式のファイルでもイラスト制作を行っています。お気軽にお問い合わせください。フリーで使えるイラストもご用意しています。

 

子供とイラストかるたを作る

鳥取県北栄町のイラストクラブの子どもたちと「北栄ふるさとかるた」を作成しました。これは北栄町の偉人や祭り、文化などをかるたにしてふるさと学習に役立てようというものでした。

読み札はすでにあり、それに対して絵札を作画することになったのですが、北栄町は広くて知らない地域の話題もあり、子どもたちにとっては何をどう描いたらいいのかわからなくなってしまうという問題が発生しました。それに伴い相談を受けた形です。素人では難しい部分を引き受け、イラスト制作に集中してもらうには・・・という考えでこの依頼を引き受けました。

いくらイラストがうまくても知らないものは描けません。そこで、描くために必要な資料を揃えてもらいました。偉人は似顔絵にしないといけないし、祭りやイベントなど小さな画面に収めるのが難しいものもあります。これらを一つ一つ指導しました。また、小さなサイズで描くのは子供には難しいので、大きなサイズで描いてもらい、それを縮小するようにしました。カラーなので、画材は扱いやすいものを選びました。

やり方がわかれば、低学年のこどもも積極的に描いてくれました。想定以上に良いものだできたらしく、大変喜ばれました。完成後のかるたは、イベントやリクレーションなどでよく使われているそうです。子供の絵は魅力があり、お年寄りにも喜ばれています。非常に使用率も高いそうです。

地域の人々が協力して作るコンテンツにはパワーがあると再認識した出来事でした。

北栄ふるさとかるた

「簡単な絵」での制作も対応しています。

「簡単な絵で良いから描いてよ」という注文をごくたまに受けることがあります。
キャラクターなど細かい設定は必要なく、状況だけを説明したいときに有効です。
そんな需要に応える「簡単な絵」の絵柄をご用意しております。
基本的にはイラストレーターで線画のみで処理したモノクロイラストです。
そのため、拡大縮小にも耐えます。タッチはこの記事の見本をご覧ください。
ご覧の通りキャラクターも「こけし人間」と呼ばれるこけしに手足を付け表情を加えただけのような絵柄です。
素早く描けますがそれなりに味があるタッチです。単純な構図でお作りします。職業などのかき分けも可能です。
「簡単に」には「わかりやすく」もセットで要求されていることが多いですが、この「わかりやすく」がなかなか簡単にかけない要因だったりします。
フリーイラストでは求める内容のイラストがないけれども、イラストの予算は抑えたい。
そんな場合はぜひご検討ください。

簡単な絵のタッチ

まんがイラスト教室「北栄町の子供は4コマ漫画くらいなら誰でも描ける」

地元鳥取県は「まんが王国とっとり」でもあり、県庁にも「まんが王国官房」が設置されています。代表の寺西もまんがイラスト教室を下は小学1年生から上はお年寄りまで年齢制限なく行なっています。年齢や年代、習う方のスキルによって内容も様々です。例えば、県中央部にある北栄町では北栄町まんが寺子屋実行委員会主催で、小学校の全校生徒にまんがイラスト教室を開催させていただいております。北栄町は大人気漫画課・青山剛昌先生の出身地で、まんがに対する理解がたいへん進んでおり、この教室でも「北栄町の子供は4コマ漫画くらいなら誰でも描ける」状態にすることを合言葉に進めています。実際、多くの作品が生まれています。この取組は2012年から毎年行っています。

まんが表現はインターネットの普及によって発表の場が広がったほか、動画やパワーポイントなど画面でプレゼンテーションをする機会が増えたことから、様々な場面で使われる技術となりました。今やまんがやイラスト表現はコミュニケーションをより豊かなものにするための技術としてが見直されていると感じています。